弘大(ホンデ)が外国人観光客でごった返す街なら、地下鉄でひと駅隣の新村・梨大は、延世大・梨花女子大・西江大の学生たちが今も主役の、本物の大学街です。そして大学街の常として、カフェの密度はソウルでも指折り。 梨大側はこぢんまりとした感性スイーツ&カフェ勉が、新村側はマドレーヌ・パイ・スペシャルティコーヒーといった「一杯に本気」の店が目立ちます。以下は、韓国のグルメプラットフォーム「ダイニングコード」「食神(シクシン)」、ネイバープレイス、地元ブログで韓国人から継続的に名前が挙がる10軒。各店にNaverマップボタンを付けてあるので、訪れる前に保存しておけます。

早わかり(2026年基準)

  • 新村・梨大は2号線新村駅・梨大駅の間にカフェが密集。
  • 梨大=感性スイーツ・カフェ勉新村=コーヒー&スイーツをじっくりと色が分かれます。
> - ほとんどがウォークイン・駐車場なし。試験期間や平日午後はカフェ勉組で混み合うため、午前中か週末の午前がゆったり過ごせます。

新村・梨大はなぜカフェだらけの街になったのか

新村・梨大はソウル西大門区(ソデムング)、延世大・梨花女子大・西江大が三角形を描くように囲むソウル北西部の代表的な大学街です。学生が商業の中心にいる以上、講義の合間に腰を落ち着ける場所が常に必要とされ、その需要がコーヒー&スイーツカフェとカフェ勉(カフェで勉強)文化として根づきました。とりわけ梨大前は、1980〜90年代に明洞・鐘路と並ぶ江北三大商業地区、そして「ファッション1番地」と呼ばれた流行の発信地。当時から感性カフェがひしめき合うように軒を連ねていました。スターバックスが韓国1号店を梨大前に構えたのも、この文脈があってこそです。

性格は大きくふたつ。梨大側は細い路地に沿って、こぢんまりしたスイーツカフェ・オーガニックカフェ・8階の眺望カフェが点在し、静かでしっとりとした昼の散策にぴったり。新村側は延世路(ヨンセロ)・新村名物通りを中心に、マドレーヌ・パイ・スペシャルティコーヒーといった「メニューひとつで勝負する」カフェと、夜遅くまで開くカフェ勉系が強み。一軒に絞るより、性格の異なるふたつの路地を歩いてつなぐのが、この街の正しい楽しみ方です。

2026年、新村・梨大で韓国人が通うカフェ10軒

以下のリストは観光ランキングではなく、ダイニングコードのビッグデータ順位、食神の新村・梨大カフェキュレーション、ネイバープレイスのレビューボリューム、梨花女子大学生や地元ブロガーの推薦を突き合わせて選びました。梨大の感性・スイーツ・カフェ勉と新村のコーヒー&スイーツの実力派をバランスよく収めています。営業時間・価格は公開情報に基づくため、訪問当日の再確認をおすすめします(現地検証はこれから)。

#カフェエリア雰囲気看板メニュー営業時間(目安・要確認)
1スターバックス梨大R店(1号店)梨大ランドマーク1号店限定グッズ・タンブラー刻印08:00–21:00
2ヴェラプラハ梨大チェコ風・老舗の趣マレンカ、トゥルデルニーク11:00–22:00
3午後の紅茶(ティアンパン)梨大紅茶・ミルクティー専門ロイヤルミルクティー、スコーン12:00–22:00
4クレスタウン梨大店梨大広々カフェ勉手作りスイーツ、コールドブリュー10:00–22:00
5花咲く(イファダバン)梨大8階の眺望・勉強カフェスイートショコラッテ、アインシュペナー11:00–22:00
6ムーンベアコーヒー新村スイーツカフェアールグレイマドレーヌ11:00–22:00
7ザ・パイホール新村アメリカンスタイルパイ専門アップルパイ・ピーカンパイ11:00–23:00
8フォーティッド新村雰囲気のいいコーヒーハンドドリップ・シグネチャーラテ11:00–22:00
9チョン・グァンスコーヒー新村新村スペシャルティロースタリー自家焙煎シングルオリジン09:00–22:00
10ホミルバッ新村老舗ベーカリーカフェ焼きたてパン&コーヒー08:00–22:00

選定基準:ダイニングコードの梨大・新村駅カフェビッグデータ順位、食神の新村・梨大カフェ&スイーツベスト、ネイバープレイスレビュー、梨花女子大学生や地元ブログの推薦をクロスチェックし、韓国人の支持とカフェタイプの多様性を基準に重み付けしました。

1. スターバックス梨大R店(1号店)—— 一杯のコーヒーに詰まった歴史

1999年7月、韓国初のスターバックスとしてこの地に誕生しました。当時、梨大前は韓国で最もトレンディな商業地区だったからこそ、1号店の場所に選ばれたのです。2024年には「1号店」の象徴性を全面に押し出した特別仕様店舗へとリニューアル。現在は1号店限定グッズやタンブラー刻印サービスなどを展開し、コーヒーの味以上に「ここが始まりの場所」というストーリーを楽しむ客で賑わっています。新村・梨大カフェ巡りの出発点にも、締めくくりにもふさわしいランドマークです。

西大門区梨花女子大キル34 · 08:00–21:00(要確認) · 梨大駅2・3番出口 📍 Naverマップで開く

2. ヴェラプラハ —— 教授も通うチェコ風オーガニックカフェ

梨大前で長く愛され続けるチェコ風スイーツ&オーガニックコーヒーのカフェで、「教授御用達の店」と紹介されるほど地元の信頼が厚い一軒です。看板スイーツはチェコ風ケーキのマレンカ(シナモン・レモンなど)と、煙突パントゥルデルニーク。デカフェやオーガニックコーヒーのラインアップもしっかりしており、カフェインが気になる人でも落ち着いて過ごせます。観光地然としない「地元のなじみのカフェ」の空気を味わいたい旅人にこそ刺さる店です。

西大門区 梨大周辺 · 11:00–22:00(要確認) 📍 Naverマップで開く

3. 午後の紅茶(ティアンパン) —— 梨大ミルクティー・紅茶の名店

紅茶とミルクティーを専門とする、梨大の老舗ティーカフェです。英国式ロイヤルミルクティー、アールグレイ・キャラメルミルクティー、ロシアンティーに、焼きたてのスコーンを合わせるのが定番の楽しみ方。コーヒーよりも濃くて香り高い一杯でほっとひと息つきたいときにうってつけ。落ち着いた空間で、会話や読書をしながら学生が長居する、そんな店です。

西大門区 梨大周辺 · 12:00–22:00(要確認) 📍 Naverマップで開く

4. クレスタウン梨大店 —— 梨大正門前のカフェ勉の聖地

梨大正門のほど前に構える広々としたカフェで、一人席から大型テーブルまで座席バリエーションが豊富。一人で勉強する「혼공(ホンゴン)」もグループ利用もそつなくこなします。静かな雰囲気にコンセントもたっぷり、手作りスイーツにも力が入っており、「勉強しながら長居するのに最適」と学生の間で定評があります。自家製コールドブリューとスイーツを供に、半日を過ごすのにぴったりの場所です。

西大門区 梨大正門前 · 10:00–22:00(要確認) · 梨大駅 徒歩圏内 📍 Naverマップで開く

5. 花咲く(イファダバン) —— 梨大タワー8階、眺めのいい勉強カフェ

梨大タワー8階にあり、窓の外に新村・梨大の街並みが広がる眺望カフェです。片側はカフェテーブル、反対側はコンセント付きのスタディーゾーンと分かれており、勉強にも集まりにも使い勝手のいい設計。マシュマロをのせたスイートショコラッテとアインシュペナーが看板メニュー。留学生や外国人の客も多く、程よいホワイトノイズが流れる、夕暮れ時の景色がとりわけ美しい店です。

西大門区 梨花女子大キル 梨大タワー8F · 11:00–22:00(要確認) 📍 Naverマップで開く

6. ムーンベアコーヒー —— 新村マドレーヌの実力派

新村名物通りに店を構えるスイーツカフェで、ダイニングコード新村カフェランキング上位の常連、つまりマドレーヌの名店です。チョコレートコーティングと紅茶の香りをしっかり効かせたアールグレイマドレーヌが代表メニューで、コーヒーとともにひとつずつ選ぶ楽しさがあります。店の規模はこぢんまりとしていますが、スイーツの完成度は折り紙つき。「新村でパンとコーヒーをちゃんと」という気分のときに、真っ先に名前が挙がる店です。

新村名物通り · 11:00–22:00(要確認) · 新村駅 徒歩圏内 📍 Naverマップで開く

7. ザ・パイホール —— 新村のアメリカンスタイルパイ専門店

延世路の路地にひっそりと佇む、アメリカンスタイルのパイ専門スイーツカフェ。アップル、ピーカンなど種類豊富な自家製パイとタルトが看板で、深煎りコーヒーと合わせるのがこの店流。遅くまで(23時頃まで)開いているため、夕食後のデザートコースとして学生やカップルが足繁く通います。「甘いアメリカンパイをひとかけら」新村で味わいたいなら、ここが正解です。

西大門区 延世路5ナギル20 · 11:00–23:00(要確認) · 新村駅 徒歩圏内 📍 Naverマップで開く

8. フォーティッド —— 新村の、大人のスペシャルティコーヒー

新村名物通りのコーヒー名人・雰囲気のいいカフェランキングに常連のスペシャルティカフェです。派手なインテリアよりも、落ち着いた空間とコーヒーそのものに集中する店づくりで、大型カフェや感性カフェがひしめくエリアの中で「本当においしい一杯」を飲みたいときに重宝します。ハンドドリップとシグネチャーラテが看板。静かに会話を楽しんだり、本を読んだりするのにふさわしい、新村の大人向きカフェです。

新村名物通り周辺 · 11:00–22:00(要確認) · 新村駅 徒歩圏内 📍 Naverマップで開く

9. チョン・グァンスコーヒー新村 —— 自家焙煎スペシャルティ

自社で焙煎した豆でコーヒーを淹れる、韓国国内のスペシャルティロースタリーブランドによる新村店です。流行りのスイーツよりもコーヒーの品質で勝負する店なので、酸味とボディが生き生きと感じられるハンドドリップやエスプレッソドリンクをじっくり味わえます。大学街では珍しい「コーヒー専門店」としての姿勢がはっきりしており、コーヒーが主目的の訪問者にこそ響く一軒です。

新村 延世路周辺 · 09:00–22:00(要確認) · 新村駅 徒歩圏内 📍 Naverマップで開く

10. ホミルバッ —— 新村を見守り続ける老舗ベーカリーカフェ

新村で長く営みを続けるベーカリーカフェで、焼きたてのパンとコーヒーを一緒に楽しめる、地元に根ざした一軒です。流行を追うより基本に忠実なパンのラインアップで、学生から会社員まで幅広い常連を持ちます。朝兼ブランチ、あるいは新村散策の途中でほっと腹ごしらえする休憩地点として最適。「話題のスポット」より「地元のパン屋カフェ」のあたたかみを求めるときに、しっくりくる場所です。

新村周辺 · 08:00–22:00(要確認) · 新村駅 徒歩圏内 📍 Naverマップで開く

待ち時間なしで新村・梨大カフェを巡るコツ

10軒すべてを回る必要はありません。性格の異なるふたつの路地を、こんなふうにつなげてみてください。

梨大・感性コース:スターバックス梨大店(1号店)からスタート → ヴェラプラハ(チェコスイーツ)か午後の紅茶(ミルクティー)でデザート → 花咲く(イファダバン)かクレスタウンで眺望&勉強。梨花女子大キャンパスの塀沿いを歩く、静かでしっとりとした昼コースです。

新村・コーヒー&スイーツコース:ムーンベア(マドレーヌ)かザ・パイホール(パイ)で甘くスタート → フォーティッドかチョン・グァンスコーヒーでスペシャルティな一杯 → ホミルバッでパンを楽しんで締めくくり。新村名物通り・延世路をなぞる「一杯をきちんと」コースです。

実用アドバイス:新村・梨大のカフェは**試験期間(おおよそ4〜6月・10〜12月)**と平日午後はカフェ勉組で満席になります。勉強カフェ(クレスタウン・花咲く)を狙うなら、午前中か週末の午前が無難です。ほとんどがウォークイン・駐車場なしなので、地下鉄2号線の利用をおすすめします。梨花女子大キャンパス(ECC・本館)は建物そのものが名所なので、カフェの合間に正門の内側をちらりと散策してみるのもいいものです。

Sources

いまソウルで人気の体験

Klook.com

アフィリエイトリンクを含みます(お支払い金額は変わりません)。 詳細 →