まず結論から

  • 2025年の政府調査ではOTT利用率81.8%。無料動画も含む指標です。
  • NetflixやDisney+に加え、TVING、Coupang Play、Wavveが国内の番組・スポーツを支えています。
  • 旅行中は新規契約より先に、手持ちのアカウントで作品と字幕を確認しましょう。

カフェでは恋愛番組の話、宿のテレビでは野球、Netflixには日本と違う作品。韓国の同じ夜に起きる光景です。番組を作る放送局、配信するサービス、視聴に使う機器を分けると整理しやすくなります。アプリの順位だけでは見えてこない、韓国の動画視聴の地図を見ていきましょう。

韓国ではどれくらいOTTが使われている?

確認できた最新の年次発表は、放送メディア通信委員会が2025-12-30に公表した2025年調査です。過年度資料ではKCCの名称が使われています。OTT利用率は2023年77.0%、2024年79.2%、2025年81.8%。5,566世帯の13歳以上8,320人を対象に訪問面接しています。対象を定めた調査であり、現在のインストール数ではありません。

この調査のオンライン動画には無料サービスや短い動画も含まれるため、利用率と有料契約率は同じではありません。詳細資料の有料利用65.5%はOTT利用者が分母。テレビ受像機でのOTT視聴36.4%もOTT利用者の割合です。全国民の割合や売上シェアに読み替えないでください。

77.0%
2023年の全体OTT利用率
79.2%
2024年の全体OTT利用率
81.8%
2025年の全体OTT利用率

Netflix以外にどんな配信サービスがある?

Netflixは国際配信される韓国ドラマや映画の入り口。TVINGは国内番組、オリジナル、スポーツ、Wavveは韓国のテレビ番組と独自作品、Coupang Playは娯楽作品と別枠のスポーツサービスを確認する候補です。Disney+には海外ブランド作品と韓国オリジナルがあり、YouTubeには公式切り抜き、配信者、放送局のチャンネルもあります。

これは探し始めるための案内で、特定作品や試合の配信保証ではありません。権利は地域、シーズン、プランで変わります。TVINGやDisney+にはセット契約もあるので、すでに持つ特典との重複も確認しましょう。作品ページ、視聴できる回、字幕を見てから契約し、料金は対になるサブスク記事で比較できます。

サービスの見取り図。作品、権利、プランは個別に確認してください。

サービス探す内容利用前の確認
Netflix韓国・海外のドラマ、映画、独自作品現地の作品庫と字幕
TVING韓国番組、独自作品、生配信、スポーツ必要プランと大会
Coupang Play娯楽作品とスポーツ基本アクセスとSports Passの違い
Wavve韓国テレビ番組と独自作品有効化とセット条件
Disney+海外ブランドと韓国独自作品地域、プラン、セット条件
YouTube配信者、公式クリップ、放送局チャンネル全編か一部か、公式投稿か

OTTランキングは何を比べている?

政府調査は利用の自己申告、アプリ分析パネルは一定期間のアプリ利用の推計です。契約者数、月間利用者数、視聴時間、売上もそれぞれ別の指標。複数アプリを使う人は複数行に数えられ、スマホだけのパネルではテレビ視聴を十分に捉えない場合があります。利用率を合計して100%の市場円グラフにはできません。

比較可能な公表例として、KISDIの2025年6月論文が再掲した2024年政府調査の四サービスを表にしました。この選択範囲では有料配信サービスのNetflixが上位で、広い動画定義ではYouTubeがさらに大きくなります。2024年の参考値であり、2026年の全サービス順位ではありません。原発表まで確認できる2026年の総合MAU表は得られず、民間推計を要約やFAQには入れていません。

2024年政府調査の選択サービスをKISDIが再掲。全回答者、複数回答。

サービス2024年利用率数字の意味
YouTube72.7%無料のオンライン動画も含む
Netflix36.0%利用率であり契約者シェアではない
TVING14.8%複数回答のサービス利用率
Wavve6.9%複数回答のサービス利用率

人気なのはバラエティ、ドラマ、スポーツ?

2025年発表では、OTTで地上波・有料放送の番組を見る人のジャンルは娯楽・バラエティ、ドラマ、ニュースの順。この対象はOTT利用者全体より狭く、投稿動画やオリジナル映画、全スポーツを合わせた順位ではありません。それでも、韓国でテレビの話題にドラマと同じくらい毎週のバラエティが出てくる背景は分かります。

バラエティには恋愛、競争、旅行、食、観察、スタジオトークなど多様な形式があります。ドラマは俳優名だけで配信先を判断せず、作品名とシーズンで探しましょう。ウェブトゥーン原作を読んだり、見た場面の撮影地を訪ねたりする楽しみもあります。原作、俳優、ロケ地はそれぞれの関連ガイドで扱っています。

作品を決めてからサービスを選ぶ

正確な作品名とシーズンで公式ページを探し、字幕と配信回を確認してから月額を比較しましょう。

韓国のテレビ局とチャンネルはどう違う?

地上波にはKBS、MBC、SBS、EBSがあり、ほかにJTBCなどの総合編成局、tvNを含む娯楽系やニュース・スポーツの専門チャンネルがあります。IPTV、ケーブル、衛星はチャンネルを届ける仕組みで、番組ジャンルではありません。OTTが生放送や見逃し、放送局の番組を配信していても、全作品の権利を所有しているとは限りません。

宿のテレビに出る局のロゴだけでは、見逃し配信先や英語字幕の有無は分かりません。チャンネル番号は契約するテレビ会社で違うので、画面の番組表か宿の案内を確認します。見覚えのあるドラマが再放送の場合も。作品名だけでなく、放送回と日付を見ましょう。


TVINGとWavveの統合はどこまで進んだ?

企業結合の手続きは実際に進んでいます。公正取引委員会の2025年6月の決定は、CJ ENM・TVING側の役職員がWavveの役員を兼任する結合を対象としました。2026年末まで既存プランを維持し、統合時にも同程度の選択肢を保つなどの是正措置を課しています。「二つのアプリが合併した」という見出しより具体的な内容です。

2026-10-16確認時、TVINGの購入ページにはダブル利用券があり、Disney+は契約後にTVINGやWavveを別途有効化するよう案内しています。セット商品と別々のサービス利用を示すもので、一つのログインや作品庫、全権利の共通化を示すものではありません。現在の公式告知から完全な単一アプリ化は確認できず、ニュースだけで既存契約を解約せず具体的な条件を読んでください。

セット契約とサービス統合は別の話

有効化の手順と既存会員向け条件を読みましょう。セット料金でも全作品やスポーツの権利が共通になるとは限りません。

韓国でNetflixを開くと何が変わる?

Netflixは旅行中のスマホ、パソコン、宿泊先のテレビでの利用を案内しています。ただし作品、ダウンロード対象、音声、字幕は国によって変わります。マイリストや視聴中の作品が韓国では再生できない場合も。現地の年齢区分がペアレンタル設定に影響し、自国で保存した作品も海外では使えないことがあります。

表示言語を変えても、現地で提供されていない字幕は増えません。使う端末で作品の音声・字幕メニューを開きましょう。広告付きプランの地域エラーはNetflix公式の手順に従います。韓国なら英語字幕や韓国ドラマがすべてそろうとは限りません。支払い情報と旅行時の確認操作も必要で、訪韓だけで請求国が韓国に変わるわけではありません。

滞在期間に合う見方は?

短期旅行なら手持ちのアカウントを試し、雰囲気だけ知りたいときは公式の無料動画も使えます。留学や長期滞在では見たい番組を決め、利用条件、言語、対応端末、請求の順で確認。国内サービスの韓国語登録や本人認証は、契約料を払うだけで解決するものではありません。見知らぬ相手の共有アカウントを買わず、個別の条件は公式窓口に確認します。

スポーツは大会、日付、必要プランまで確認します。TVINGは2026年3月にFutures Leagueの中継を発表し、Coupangは別のSports Passを案内しています。基本契約ですべての野球・サッカーを見られるとは限りません。共用テレビは退去時にログアウトを。料金と重複はサブスク記事、SNSでの話題はSNS記事、映画選びは興行ランキング記事が補足になります。

あわせて読みたい

出典確認日:2026-10-16。調査対象年と確認日を区別し、未確認の2026年全国利用率は掲載していません。